寒い時期、空気が乾燥していて薫製作りには、好環境な日々です。管釣りで釣ったニジマスがあります。いっぺんに食べきれないので、人生初めての魚の薫製作りに挑戦することにしました。薫製といえば、コンビニに売ってる薫製チーズ位しかなじみがないのですが、色々なもので自宅で燻製が作れるとか。卵やソーセージやチーズ等です。今回は、王道の魚の燻製(温燻製)にトライしてみることにします。
目次
管釣りで釣った魚
イワナも釣れちゃいました
ニジマスは結構大漁
これだけのニジマス。一人で処理するにはかなり厄介ですね。まずはお腹を捌いて、内臓をだしてハーブを入れます。料理本にはタイムと書いてあったけど、冷蔵庫の中をのぞいても、そんなハーブは無い。ちょっとタイム!?手を洗ってスーパーに買い出しに行こうと思うも、常備しているローリエがあるのを思い出しそれを使うことにした。
塩漬け
これがピックル液です
袋に入れて包むと空間の効率が良いですね
塩漬けの行程は色々やりかたがあるみたいです。渓流の源流で泊まりがけで何日もかかけて釣ってくる釣り人は、本当に塩漬けで自宅まで持ち帰るそうです。私がやるとあまりにも塩っぽくなりそうなのでピックル液につけ込む事にした。
塩:100g(水に対し10%)
黒砂糖:50g
醤油:大さじ3
ニンニク:1欠片
ローリエ:2~3枚
鍋に材料を入れてひと煮立ちさせます。
ピックル液が冷めたら、魚を入れて、冷蔵庫で一晩おきます。
塩抜き
ピックル液を廃棄して、桶などに魚を入れて一晩流水にさらして塩抜きします。
乾燥
夜風にさらして乾燥させます。虫がいない冬の夜が良いでしょうね。日中にやってもいいのですが乾燥しすぎると触感が悪くなり失敗します。一夜干し程度が理想ですね。
薫製
前から欲しかった薫製機をとうとう買いました。近所のスポーツデポで3000円でした。これが無くても、一斗缶やらダンボールででもできるらしい。そんなのは経験者しかできないと思うので素人は既製品を買います。あと、ついでにというか、必需らしいので買ったのが温度計です。燻製するには、スモーク(煙)が出るための材料が要ります。スモークチップとスモークウッドの2種類があり、今回はスモークウッドを使いました。ウッドの種類は、特に気にしていません。スモークウッドなら一度、火がついてしまえば、ほっておけば大丈夫です。ウッドがジリジリ長時間燃えて目的の温度60~100度をキープしてくれます。スモークチップは、熱源がいるんで工夫しないと素人には難しいと思います。
薫製機に魚をいれて、チップに火を入れます薫製に必要な温度と時間は60~100度以内で2時間ほど薫製するそうだ。やっぱりというか、当然の事ながら、アパートの室内でやっているので部屋中が煙に包まれます(汗。有毒ガスでも出てるんじゃないかと思うほど目が痛い。部屋の火災報知スイッチをOFFにしておかないと大変なことになります。燻製器内の温度管理は、スモークウッドを使ったからでしょうか。意外に簡単です。時々、扉を開けたり閉めたりして管理してみますが、しなくても温度が上がりすぎることは無いですね。
イワナの薫製ができました
さて、難なく燻製ができました。特に難しいことはないとおもいますが、やっぱり冬じゃないと無理かなと思います。乾燥していて虫が居ないという事が大きいと思います。