家庭菜園に興味を持つうちに、キノコ栽培も畑でできることを知りました。栽培種はシイタケ、エノキ、ヒラタケ、ナメタケ、クリタケ、タモギタケ、ムキタケです。そんなキノコど素人がどこまでキノコ栽培ができるかを記録していきます。
目次
必要なもの
原木 | 栽培キノコに合わせて選択 |
菌種 | シイタケ、エノキ、ヒラタケ、ナメタケ、クリタケ、タモギタケ、ムキタケ |
ドリル | Ф8かФ12 |
種打ち器 | 菌種を原木に打ち込むのに必要 |
筆 | 蜜蝋を原木に塗るときに使う |
鍋 | 蜜蝋の加熱に使う |
蜜蝋 | 菌種にふたをするのに使う |
加熱装置 | カセットコンロ、バーナーで鍋を加熱するのに使う |
原木はネットやホームセンターで購入することができます。ネットですと送料がかかります。ホームセンターで600円程で購入できますので、私はホームセンターで購入しました。菌種は、ネットで検索すれば売っているメーカーが複数見つかります。複数の菌種を買う場合は、一度に購入できるよう全ての菌種を扱っているメーカーで購入するのが良いと思います。菌種は大鋸屑だと1000mlで1000円程です。
原木8~9本に接種することができます。駒菌種はつかったことないのでわかりませんが、コストパフォーマンスが高いのは大鋸屑菌種です。
稙菌時期
寒い時期が良いです。理由は暖かいと雑菌が原木に付着し稙菌に悪い影響を及ぼすからです。原木は元々は生木なので生木をある程度乾かして使います。菌種により、原木は最適なものに変える必要がとりあえず、2018年はクヌギですべてを行いました。
稙菌方法
原木栽培の場合:原木の樹脂皮表面から発生するキノコで行われる栽培
菌種 | 駒菌 または 大鋸屑菌 |
メリット | 駒を打ち込むだけなので簡単 |
デメリット | キノコ発生まで時間がかかる |
主に椎茸栽培で行われます。
短木栽培の場合:原木の切断面からキノコが発生するキノコで行われる栽培
菌種 | 駒菌 または 大鋸屑菌(切断面接種する場合は大鋸屑菌のみ) |
メリット | 切断した面に接種するため、榾木化が早い |
デメリット | 手順が複雑で時間がかかる |
メリット・デメリットは私の主観です。今回私が行ったのは、短木栽培です。短木は、畑に埋めて栽培できるので水分管理がしやすいと思います。寒冷紗かければ、日光を遮ることもできます。原木栽培ですと、場所が必要になってしまうので原木栽培だけでしたら私はキノコ栽培をやってみようと思わなかったです。
稙菌手順
1)原木の切断 |
2)穴あけ |
3)大鋸屑の回収 |
4)菌種準備(穴に詰める様と切断面用) |
5)菌種穴詰め接種 |
6)切断面接種 |
7)蜜蝋で封 |
原木の切断が素人には一番ハードルが高い様に思えます。結局わたしはチェンソーを買いました。電動のこぎりも買いましたが、能力が低く時間がかかるのでおすすめできません(手動ののこぎりも)。穴あけは、加工能力が高いドリルが必要です。おおまかにいうと鉄板10mm以上の能力 またはコンクリートドリル用です。能力が低いのを選ぶと、ドリルが回らずに止まってしまい、まともに作業できません。こちらはホームセンターで借りれます。2~300円程です。ここまで、できたら以降の工程はかなりハードルが下がります。
菌種は、駒または大鋸屑を使いますが、大鋸屑ですと余った菌種を切断面接種に回せるので、おすすめですね。特にここを見てる方は専門の業者では無いと家庭菜園家だと思いますので、もし使うなら大鋸屑一択です。その大鋸屑は専用の打ち込み器に詰めて から、原木に埋め込んで行きます。その上から、蝋で封をします。
原木を切断したときに出た大鋸屑は回収します。その大鋸屑は、米ぬかと混ぜてから水を足してこねます。これが切断面に塗って使う大鋸屑菌種になります。切断面に大鋸屑菌種を塗ったら、2本分の短木を貼り合わせて、分離しないようにガムテープで固定して終了です。
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