夏になると、近くの川に夜遊びに行くことがあります。目的は手長エビの捕獲です。主に汽水域や河口域での捕獲が多いですね。私が住む愛知県では、どんなところで採れるのでしょうか。実際に私が足を運び捕獲した場所を紹介します。( 河川を上流から下流に向かって眺めたとき、右側を右岸,左側を左岸と呼びます。)
目次
愛知県の手長エビが取れる主なポイント
矢作川 棚尾橋
矢作川です。棚尾橋下の右岸辺りが足場が良く捕りやすいです。街路灯が無く真っ暗です。ヘッドライトが必需です。慣れていなければ、同行者が居た方が良いです。夏だと結構人が暗闇から出てきます(笑。下の画像のように、護岸が整備されてるので歩きやすいです。水没したブロックが有り手長エビが乗っていると簡単に採ることが出来ます。
矢作川大橋
矢作川大橋下です。足場が良く捕りやすいです。街路灯が有るので怖くないです。
衣浦浄化センター
衣浦湾に流れ込む河川の集合場所です。浄化センターが有ります。護岸全体で手長エビを捕ることができます。
神明橋
猿渡川の下流の神明橋です。左岸に水路が有りますので、水路で捕ります。
平成大橋
平成大橋の中州です。街路灯が無く真っ暗ですが積み石が有り、捕りやすいです。車を止める場所は中州の中しかありません。
鍋田港一帯
鍋田港一帯で手長エビを捕ることが出来ます。
日光川大橋
日光川大橋の下です。街路灯があります。車は護岸に止めます。
必要な物
当たり前ですが、真っ暗闇では獲物は探せません。なるべく強力な物を用意してください。規格でいうと2000ルーメン以上の物が良いです。5000円前後でホームセンターに売っています。2000ルーメンの懐中電灯は直視できないほどまぶしいです。だいたい40Wの電球が480ルーメンなので、どれだけ明るいかが想像できると思います。水面に光を当てると、目が赤く光るので、位置が判ります。
タモの直径15cmほどです。エビタモをエビにかぶせて獲ります。エビのおしり側(後ろ側)からすくいます。頭からすくおうと(前側)すると警戒して逃げていきます。釣具屋で400円で買えます。
護岸整備されている場所だと、平面のコンクリートにエビがしがみついている為、タモで掬いやすいところが多いです。満潮ですと水位が高く、確実に捕れますが干潮だと海底が露出していて、掬いにくい事が多いです。干潮でも護岸整備された場所や、海底がぬかるんでいなくて、歩ける様な場所であれば採取は可能です。
運搬
採った手長エビは、エビ入れに入れてエアーポンプで水中に酸素を送り続けます。生かした状態で持ち帰り、泥抜きをした後に料理するのが理想です。
養生
エビは、そのまま加熱すれば食べれます。しかし、汚れが付いてるので泥抜きしたほうが良いでしょう。水道水に2・3日で泥抜き完了です。泥抜きが待てない方、又は運搬中に死んでしまった個体は、料理酒を掛けてしばらくすれば、汚れが落ちるのでその後に調理しましょう。