春や夏は、海の魚たちも成長してきます。小魚釣りにはもってこいのシーズンです。漁港や河口なら、コウナゴや稚鮎や子アジなどが釣れるのではないでしょうか?。私が住む愛知県ですと、伊良湖岬でコウナゴが釣れるのが有名です。
または碧南の釣り公園で稚鮎や小アジなども釣れるようです。小魚は調理しにくいというのが本音ですね。ぱっと思い浮かぶだけでも調理方法は限られてしまいます(汗。
小さい魚の調理は、魚料理の基本という位置づけになってしまいますが、紹介します。
釣った場所は、愛知県の伊良湖岬です。春先ならいつでも釣れると思いますが、風がモロに当たる場所なので、強風注意報または警報が出ていたら行くのを止めてくださいね。
当日は、地元の方なのか慣れた格好の男性達が釣りをしていました。みなさん、長竿です。サビキ仕掛けですが、コマセはやはり要るようです。釣れるコウナゴはだいたい5~10cmサイズです。
釣り物なので、大きく成長しすぎていますね。スーパーでも買えますが、スーパーのは2~3cm程ではないでしょうか。大きくなったコウナゴはウナギみたいです。まずは、好きな天ぷらにしてみました。
目次
コウナゴの天ぷら
小麦粉:1カップ
卵:1個
コウナゴ:食べたいだけ
- ボールに、水と小麦粉と卵を入れます。
- 箸で材料をかき混ぜてます。粉が少し残る位が良い感じで揚げれます。
- コウナゴをボールに入れて、天ぷら粉をつけます。
- お鍋に油を入れて180度まで熱します。
- 天ぷら粉をくぐらせた、コウナゴを油で揚げます。
- きつね色になったら油から上げます。
一匹づつ、天ぷらにするのは面倒なので豪快に2~30匹いっぺんに揚げてみました。これぞ、男の料理!。しかし一人分にしては多かったです。こういう小魚系の揚げ物は温かいうちに食べるのが美味しいです。冷めると劇的に美味しく無くなる気がします。
コウナゴの佃煮
水:100cc
醤油:2カップ
砂糖:大さじ2
みりん:大さじ2
水飴:少々
- 鍋に、コウナゴ、水、醤油、砂糖、みりん、入れて加熱します。
- 煮汁が飛ぶまで加熱します。途中で水飴を入れると照りがでます。
佃煮なんですが、すこし大きいコウナゴを使ったせいか、たべずらかったですね。やはり小魚のほうが合いますかね。水飴は入れなくても良いのですが、入れると粘りがでるのと照りがでるんです。ちょっとしたポイントです。
コウナゴの釜揚げ
鍋に入れる水:2リットル
塩:大さじ1
- 鍋に水を入れて沸騰したさせます。
- 鍋に塩をいれます。
- コウナゴを入れて5分ぐらい煮る。
- 火加減は身が崩れないように弱火です。
- 鍋から上げて、軽く干して水分を飛ばします
恐らく、しらすの釜揚げと同じ作り方です。塩味が効いていて、とっても美味しいです。干し場があれば良いんだけど無いので、出窓で干しました。
味は、噛むと魚の脂が口の中に広がります。鼻に抜ける魚臭さも、魚好きにはたまりませんよ。文句無しに”うまい”ですね。料理が得意でないお父さんが作るなら、釜揚げが無難かもしれません。骨が柔らかいイワシや稚鮎でも代用できるとおもいます。小アジは無理ですね。ゼンゴと骨が硬いので。