友人から、タケノコを掘りにおいでと言われて、喜んで向かいました。友人は山の所有者で、毎年タケノコの季節になると竹林に入り、タケノコを掘り起こしてるそうです。今年は、イノシシの被害も無く、上質のタケノコがたくさん出てるよと伺っています。タケノコは、季節になると一斉に生えるので、田舎だと飽和状態みたいですね。どこの家庭も、貰ったのがあるようです(苦笑。私は都会にすんでるので有りがたく頂きます。では、タケノコを採りに行ったときのタケノコの料理です。まず、収穫直後の様子。タケノコは成長が早いらしく、採ったらすぐに下処理しないといけないらしい。下処理は、タケノコの皮を剥いた後、沸騰したお湯に米糠を入れて1時間茹でてアクを取ります。
皮を剥いた直後のこの赤いブツブツがある範囲は固いらしい。ちょっと気持ちが悪い。食べるには包丁でブツブツを削ぎ取ればOKだと知った。最初のうちは知識が無く、ぶつぶつの範囲は捨ててしまった。タケノコの先から5cmは食べれないので、包丁で切って捨てると書いてあったが、じつはアルミホイルに包んで焼けば美味なことが。なんと!捨ててしまっていました。
タケノコは、鍋に入る量を準備します。米ぬかを1カップほど鍋に入れます。あれば唐辛子も入れてください。保存性が良くなります。最初は強火で煮て、沸騰したら弱火で2時間ほど煮て、アク抜きします。
コレぐらいデカイと鍋に入らないですね。なんとか数回アク抜きをすませ食べれるタケノコに仕上がりました。美味しい部分は先端かな、柔らかいし。下の方も堅い部分も歯ごたえがあってなかなかいける。それでは料理にしていく事とします。
目次
タケノコの天ぷら
タケノコ:適量
卵:1個
小麦粉:1カップ
水:1カップ
●手順
1.タケノコは食べやすい大きさにカットします。
2.ボールに卵を溶き、小麦粉と水をくわえかき混ぜておきます。
3.タケノコを上記ボールにくぐらせ衣をまとわせます。
4.鍋に油を入れて180°まで熱します。
5.タケノコを鍋にいれて揚げます。
お塩を付けていただきます~。ほのかな甘みが良いです。こういう、山菜系の天ぷらは揚げすぎないほうが風味がでますね。なので、短時間であげるとなお良しですね。元々、茹でてあるので、衣の色がきつね色になったら油から上げて大丈夫です。
タケノコのソテー
タケノコ:適量
ニンニク:みじん切り小さじ1
アンチョビペースト:大さじ1
パセリ:みじん切り小さじ1
●手順
1.フライパンにオリーブオイルをひいて熱し、ニンニクみじん切りを入れて弱火で加熱します。
2.アンチョビペーストをフライパンに入れます。
3.タケノコを入れてパセリを散らします。
これ、絶品でした。タケノコはなんにでも合いますね。肉でも魚でも良いんです。アサリとかエビでもいけそうですが、アンチョビペーストのクセがある味がタケノコに染み込み美味~なソテーになります。
タケノコの煮物
タケノコ:適量
みりん:1
お酒:1
醤油:1
砂糖:小さじ1
●手順
1.鍋に醤油とみりんと砂糖を入れて煮汁を作る。
2.タケノコを入れて、煮汁と絡ませる。
煮物といっても簡単な煮物です。オイルで焦げ目が付くほど熱した後、醤油とみりんと砂糖の煮汁をかけて煮詰めただけです。調理時間短いし簡単にできました。
タケノコとワラビのお吸い物
タケノコ:適量
水:1リットル
昆布:40g
鰹節:40g
●手順
1.昆布と鰹節を水で4時間ほど戻してダシをとります(水1リットルに対し40gの昆布)。
2.ダシを鍋に入れます。
3.鍋を加熱し、タケノコを入れます。
4.塩を加減でいれて味を調節します。
愛知県猿渡川で採ったワラビとのコラボ料理です。ちなみに、灰汁抜きをしたワラビは水の中で保存します。昆布と鰹節で出しを取ります。タケノコを入れて塩のみで味をみて調整します。ワラビを入れて完成!そろそろ、前回取ったワラビの場所、新しい芽が生えそろってきたと思うので日曜日行こうかなあ。
タケノコとワラビの煮物
いたって普通~な煮物です(汗。先日、実家に帰ったとき、母親のタケノコ煮物料理を食べたのですが煮物の中にこんにゃくやらシイタケやら入っていて・・・主婦歴数十年の人にはやっぱりかなわないと思いました。
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