名古屋城の本丸御殿の復元工事が、平成30年6月に終わったことはご存じでしょうか?木造で復元されたということと、中の造りがとても豪華だと聞き、見学にいきました。さて、名古屋城ですが天守閣はコンクリートで出来た城です。どちらかというと城というより美術館なんですよね。そんな美術館だった天守閣は、現在は木造での復元を進めてる最中で立ち入りできません。。
今回、私が見てきたのは、本丸の中にある本丸御殿になります。関ヶ原の戦いに勝利した家康は、1609年豊臣方の備えとして名古屋城を建てたそうです。完成したのは1612年です。しかし、歴史の舞台になったことは無いようですね。その後、1614年に大阪冬の陣が始まり、豊臣成敗へと時代が移っていきます。天下太平な世の中になった後は、名古屋城は、御三家筆頭「尾張徳川家」の居城として昭和までそのままの姿で残ることになります。昭和20(1945年)年に、戦争の空襲で本丸のほとんどを消失。平成21年(2009年)から復元工事が始まったそうです。
公共交通機関をご利用の場合は、地下鉄名城線 「市役所」 下車 7番出口より徒歩 5分。鶴舞線 「浅間町」 下車 1番出口より徒歩12分がよいでしょう。普通車の場合は、正門駐車場(収容台数319台)と二の丸駐車場(123台)が有ります。料金は30分180円です。私は、本丸御殿を見学で2時間ほど過ごし720円払ってきました。周囲は比較的交通量が多いですが、道幅が広く、路上駐車があふれています。当日、駐車違反切られてる車を何台か見かけました。数時間止めて1000円掛からないですから、有料場に止めましょう。また駐車場の利用時間は下記の通りです。
利用できる時間:午前8時45分~午後9時30分
普通車 30分以内ごと 180円
自動二輪車・原付 30分以内ごと 100円
では、正門をくぐり城の内部へと進みます。さすが居城です。正門は、何人たりとも敵を受け付けないたたずまいです。ですが、あまり歴史を感じる木造の建築ではないので、コンクリートで修復された後なのかなとも思いました。
正門のすぐそばに、案内所が有ります。パンフレットはここで貰えます。中の店員さんから、お勧めのコースを伺いました。やはり、本丸御殿が公開されてるんで、そこをメインに見て、茶室も公開してるので時間があれば見てくださいとのことでした。
東南隅櫓を見ながら、本丸の南側にある表二之門まで向かいます。東南隅櫓は一般公開は無いけど西北隅櫓は春と秋に一般公開してるそうです。
本丸御殿入り口は、混んでいました。30分待ちだそうです。もちろん、私も見学するために並びます。本丸御殿の記事は、次回書きます。
本丸御殿だけで、お腹いっぱい!いや~凄かったです。作った職人の執念を感じました。本丸御殿をでると、天守へ近づけます。ただいまは、改修工事中です。本丸の広場には、お土産屋さんや写真スポットが用意されています。戦国武将隊は居ませんでした。
天守閣木造復元VRなるものが有りました。無料でできるとのことで、やってみました。2分半ほどの、木造復元VR体験ができます。その後、茶室へも行きましたが、御殿を見た後なので、古くささが何とも・・・(汗。かなり古びた茶室なんです。戦後、復元した茶室だそうです。猿面望嶽茶席や又隠茶席は、1600年代に作られた、建物だそうです。
金シャチ横町も見たかったので、向かいました。金シャチ横町は、お城の外に設置されています。正門の横です。伊勢神宮のおかげ横町をイメージして行きましたが、まるで違います。100m程しか横町が有りません。ちょっとしたお土産やさんと飲食店と考えた方が良いです。
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